AI動画を作り始めたばかりの頃、いちばん時間を溶かすのは「撮影」や「編集」ではなく、実は脚本とショットリストをゼロから考える工程でした。頭の中には映像のイメージがあるのに、それを台詞・ト書き・カット割りに落とし込む途中で手が止まる。そんな経験はありませんか。墨川导演台(MiniMax H3 AI导演台)の「AI脚本家」は、まさにこの最初の壁を壊してくれる機能です。今回は、対話しながら六段式の脚本とショット草案を生成し、そのまま映像制作の流れに乗せる具体的な手順を紹介します。🎬
AI脚本家とは何か、なぜ六段式なのか
墨川导演台のAI脚本家は、チャット形式でストーリーの相談をしながら、六段式の脚本とショット(分镜)の草案を同時に生成してくれる機能です。対応言語は中国語・英語・スペイン語・アラビア語・日本語の5つ。日本語で話しかければ、日本語の脚本として返ってきます。
ここで重要なのは、AIが単に「それっぽい文章」を返すだけではないという点です。AIの返答は実際に脚本ライブラリへ書き込まれます。つまり、会話のたびに草稿がきちんと資産として蓄積されていく。これは「チャットで遊んで終わり」のツールとは決定的に違います。
六段式というのは、短い尺の動画や短編ドラマでも「起承転結」を意識した構成を保ちやすい型です。AIに丸投げするのではなく、この型に沿って対話を進めると、脚本が破綻しにくくなります。
ステップバイステップ:脚本とショット草案を作る流れ
ステップ1:まずは脚本ライブラリを用意する
导演台にログインしたら、まずは脚本ライブラリを開きます。ここでは脚本・エピソード・分镜カードを管理でき、新規作成もインポートも可能です。新規プロジェクトを立ち上げ、作品の方向性(ジャンル、尺、トーン)をざっくり決めておきましょう。この段階では完璧を目指さなくて大丈夫です。
ステップ2:AI脚本家に日本語で話しかける
AI脚本家に、作りたい映像のイメージを日本語で伝えます。コツは、「誰が」「どこで」「何をして」「どうなるか」を一文ずつ分けて渡すことです。たとえば:
「雨の商店街を歩く女子高生。傘を忘れて立ち尽くしている。そこに昔の友人が現れる。二人は無言で並んで歩き出す。ラストは笑顔。」
このように情景と感情の流れを渡すと、AIは六段式の骨組みに沿って脚本と分镜の草案を返してくれます。返答はそのまま脚本ライブラリに保存されるので、何度か対話を重ねて精度を上げていきましょう。
ステップ3:ショットリストを整える
生成された分镜カードを確認し、各カットの意図が伝わるかをチェックします。ここで活きるのが資産ライブラリです。キャラクター・場景・道具・参考動画を登録しておけば、人物や場景の一貫性を保ちやすくなります。参考画像をアップロードして、キャラクターの見た目を固定するのも有効です。
ステップ4:AI制図で首帧・尾帧を用意する
ショットリストが固まったら、AI制図で各カットの首帧(最初のフレーム)と尾帧(最後のフレーム)、そしてキャラクター参考図を生成します。文生図・図生図の両方に対応しているので、ラフなイメージからでも映像の起点を作れます。ここで作った画像が、後の動画生成の土台になります。
ステップ5:プロジェクトライブラリで生成へ
脚本とショットが揃ったら、プロジェクトライブラリで生成タスクとバージョンを管理します。単镜生成もバッチ生成もできるので、まずは1カットだけ試して方向性を確認し、問題なければまとめて生成する流れがおすすめです。生成ログはAI日志/系统志でリアルタイムに確認できます。
実践的なコツと、つまずきやすいポイント
コツ1:AI脚本家には一度に多くを求めない。 六段式の各段階を一つずつ対話で詰めると、脚本の密度が上がります。
コツ2:言語を固定する。 日本語で作るなら、最初から日本語で対話を統一すると、台詞のニュアンスがぶれません。
コツ3:音声も忘れずに。 AI音声ではIndexTTS 2.5による多言語吹き替えができ、感情コントロールにも対応しています。音声ライブラリで音色クローン・リップシンク・BGM・効果音まで管理できるので、脚本の段階から「この台詞はどう響くか」を意識しておくと仕上がりが変わります。
つまずきポイント: 生成環境が整っていないと、脚本があっても映像化で止まります。导演台はローカル部署(自分のGPUマシン)、クラウド部署(レンタルGPUサーバーへSSH接続)、API呼び出しの3モードに対応。クラウドはAutoDL・阿里云・腾讯云・仙宫云・カスタムSSHサーバーに対応し、SSHトンネルのポートは自動で隔離されるため多人数でも混線しません。
仙宫云で試す場合は、招待コードB1H9M6での再登録が必要です。登録・認証後、アカウントIDを客服(WeChat:ymcandai)へ送ると、テストアカウントが開通し导演台イメージが使えるようになります。インスタンス起動後、右側のSSHからホスト・ポート・パスワードを取得し、「云部署」ページに入力 →「验证SSH」→「启动云端ComfyUI」で緑の起動成功表示を待てば、脚本を書いて動画生成をテストできます。
まとめ:脚本でつまずかない人が、AI動画で勝つ
AI動画の品質は、実は脚本とショットリストの段階でほぼ決まります。墨川导演台のAI脚本家は、六段式の型と対話型の生成、そして脚本ライブラリへの自動保存によって、この工程を一気に短縮してくれます。まずは短いワンシーンから試し、資産ライブラリとAI制図をつないで、プロジェクトライブラリで生成へ。この流れを一度体験すれば、次の作品づくりが格段にラクになります。
分からない点は公式サイト www.ymcdirector.com を確認するか、客服WeChat ymcandai へ。淘宝では「杨墨川AI」で検索できます。まずはAI脚本家に日本語で話しかけるところから始めてみてください。✨